ここ数年の間で、「MF(マネーフォーワード)クラウド会計」や「freee」等のクラウド会計が注目されています。 これまでは、「弥生会計」や「勘定奉行」等のパソコンにインストールした会計ソフトを起動し、請求書等をもとに作成した仕訳データを、ハードディスク上に保存して帳簿を作成する等が一般的でした。 一方、クラウド会計では、従来パソコン上で行っていた会計処理をインターネットのクラウド上で処理・データ保管することによって、場所・端末(PC/ タブレット/ スマホ等)を選ばず、いつでもどこにいても同じ情報にアクセスできる会計ソフトなのです。 |
経理の仕事が自動的にリアルタイムでシェアされるため、担当者が代わっても同じ処理を行うことが可能になります。経理の仕事が属人化してしまっていることに悩んでいた会社も、クラウド会計の導入によってこの悩みを解決することができます。
レジとクラウド会計を連携させ、クレジットカードや電子マネーの利用頻度を上げていくことによって、現金入出金以外のすべての取引が自動取得ができるようになります。
入力データは即時反映され、経営者・顧問税理士・会計担当者の間でいつでも最新の情報を共有できます。同時入力も容易にできるようになります。当然ソフトウェアのアップデート作業は不要です。さらに、週に2回の頻度で新機能追加とサービス改善がされています。
Excelファイルで管理している現金出納帳と総勘定(補助)元帳をそのまま取り込むことが可能です。テンプレートはMFクラウド会計内からダウンロードすることができます。
法人、個人事業主の方ともに月額12,000円でクラウド会計ソフトの利用をサポートさせていただいております。
多くの会計事務所(税理士)は、事務所に導入している会計システムの使用料として、年間数十万~数百万程度支払っているため、事務所に導入している会計システムのソフトを基本的にはお客様に推奨します。
そのため、事業主(企業)様は会計事務所が推奨した会計ソフトを使用しているケースが大半です。
ところが最近では、事業主(企業)様が使用したいソフトを活用するというケースも増えてきており、この場合は多くが「freee」や「MF(マネーフォワード)クラウド会計」等の”クラウド会計”の活用です。
特に、創業期の事業主(企業)様にとって、
●一般的な会計ソフトと比較してクラウド会計は安価
●AirレジやSquare等の最新アプリとの連動性に優れている
●場所・端末を選ばずリアルタイムで経営数値を把握可能(複数人同時アクセス可能)
等のメリットがあることから、当事務所にも実際にクラウド会計について創業期の方を中心にお問い合わせをいただく機会が増えています。
特にこれから事業を始める方、または事業を始めて間もない創業期の方については、クラウド会計の導入を推奨しております。
当然ながら「依頼している会計事務所が推奨している会計ソフトを使用して会計処理を行うことが悪い」という話ではありません。
会計事務所の処理都合を優先させることが、結果的にスムーズな会計処理に繋がるため、特別ご要望が無い方に関しては、推奨している会計ソフトを使用するという選択がよろしいかもしれません。
さらに、入力の手間すら省きたいという方に関しては、帳簿作成から代行依頼するという選択肢もあります。
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